茶道具をオークションで売却する事がおすすめできない理由 | 茶道具買取NAVI.net
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個人でも茶道具をオークションに出品できます

個人でも茶道具をオークションに出品できます

オークションには、「会場で実際の出品物を前に行うタイプ」と「インターネットでオークションサイトなどを利用して出品するタイプ」の2種類がありますが、どちらも手続きさえ行えば個人で出品することが可能です。

会場型のオークションでは、会員だけでなく会員以外の出品も可能な場所もあるのでそのようなオークションを探すと良いでしょう。また、出品する茶道具の鑑定や料金設定なども専門のスタッフが行ってくれるため、出品する茶道具の発送や各種の手数料を支払いさえすれば気軽に利用することも可能です。

一方、オークションサイトの場合、インターネットを利用して好きな場所で好きな時間に自由に出品ができます。出品自体も写真と説明書きを載せるだけなので自分で手軽に行えるので便利です。

ただし、これらのオークションは初心者でも気軽に利用できる反面、いくつかのデメリットも存在するためあまりおすすめできません。オークションがおすすめできない理由をいくつか紹介していきます。

茶道具売却でオークション利用がおすすめできない理由

茶道具売却でオークション利用がおすすめできない理由

オークションには前述のとおり、「ネットオークション」と「会場型オークション」の2種類ありますので、それぞれのオークションごとで茶道具の売却がおすすめ出来ない理由をご紹介します。

ネットオークションがおすすめできない理由

個人で茶道具を出品する場合、まずその茶道具の適正な価値や価格を知る必要があります。

ネットオークションでは出品した商品の説明や、落札価格の予想や設定を全て自分で行わなければなりません。誰でも気軽に利用できるネットオークションでは、出品されている商品に対しての知識を持たない入札者が殆どです。

そのため、骨董品として価値の高い茶道具であったとしても、想像以上の安値で取り引きされてしまう可能性もあります。

また、自分自身で茶道具の価値相応の落札価格を設定したとしても、価値の分からない人の利用が多ければ落札されないことも少なくありません。

さらに、有名な作家の茶道具を出品する場合にはそれが本物かどうかを証明できなくてはいけません。中でもオークションサイトでは贋作かどうかを判別する方法が、出品者の写真や説明書きを参考にする以外にないので余計に購入されにくくなります。

したがって、出品者の顔が分からず、贋作も出回りやすいオークションサイトでは、高い値段で茶道具は入札されにくいことを頭に入れておきましょう。

また、オークションサイトで茶道具が売れた場合、商品の発送手続きや梱包作業などは全て自分自身で行わなければいけません。

茶道具には割れ物もあるため、丁寧に梱包をしないと配送途中で破損してしまうといったトラブルに見舞われる可能性も低くありません。

落札後の入札者との連絡なども自分で行う必要があるなど、仮に茶道具が落札されたとしてもその後も手間がかかり、また個人間でのやりとりのため責任問題も発生します。

例えば、入札者も限られた情報だけを参考に購入するため、思っていたイメージと違う商品が届いたといったクレームを受けることもあり、最悪の場合にはトラブルに発展する可能性もあります。

このようなトラブルを避けるためには予め説明書きや写真など最大限の情報を開示しておくか、または入門用の茶道具セットのような定価が決まった商品を出品すると良いでしょう。

定価の分かる商品は入札者も安心して入札しやすい特徴があるため、骨董品として価値の高い茶道具よりも入札される可能性も高まりますし、会場型のオークションでは定価の判明している安価な茶道具は出品することができないので、もしも自宅にそのような茶道具を持っているならオークションサイトの利用も良いでしょう。

会場型オークションがおすすめできない理由

一方でネットオークションだけでなく、個人で気軽に出品が可能な会場型のオークションについてです。

このようなオークションを利用する際にはオークションの専門スタッフが、出品する商品の鑑定から出品価格の設定まで行ってくれます。そして、出品後は会場のスタッフがオークションを進行するため、茶道具の知識がない初心者の人にも利用しやすいのが特徴です。

ただし、会場型のオークションに茶道具を出品する場合には安くはない最低限の手数料が発生します。

例えば、茶道具を会場に送るための送料の負担や、出品手数料、売却手数料などの出費があります。これらの手数料を差し引いても相応の利益が出せるかどうかを計算した上で出品をしなければ、下手すると赤字になってしまう可能性もあります。

出品の際にあらかじめスタッフと相談し利益が出るか検討できますが、自分自身である程度の茶道具の価値や買取相場を把握し、損益分岐点を想定しておかなければいけません。

まとめ

まとめ情報

茶道具をオークションで出品することの特徴やデメリットについて紹介してきましたが、主な理由として入札されにくい点や利益が出にくい、また梱包や配送準備などの多くの手間がかかる点について説明しました。

ですが、必ずしもオークションで利益が出ないわけではありません。茶道具に関しての知識を有し、各種の手間が苦にならない人なら高値で売ることも可能です。

とは言え、知識が無い人や手間がかかるのが嫌な人にはオークションは不向きと言えます。そのような場合には専門の買取業者を利用するのも方法の一つです。

基本的に査定は無料で依頼でき、専門のスタッフが買取を行うため茶道具を適正な価格で取り引きしてくれます。また、自分で茶道具を梱包したり配送手続きを行なったりする手間もかからないため手軽に利用できます。

コメントイメージ

オークションを利用することは茶道具を売却する方法の一つにもなります。ですが、オークションの利用で成果を挙げるには相応の知識や経験がやはり必要なのです。その為、茶道具売却の際には茶道具の買取業者に依頼するのがおすすめなのです。

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